夏目友人帳
あらすじ
高校生の夏目貴志は、幼いころから普通の人には見えない妖(あやかし、妖怪)
の姿を見たり、声を聴くことのできる能力を持っていた。両親を亡くした貴志は、
その能力のため「うそつき」「薄気味悪い」と言われ、父方の親戚を転々として
いたが、遠縁の藤原滋・塔子夫妻に引き取られる。貴志は厄介者の自分を引き取った
藤原夫妻の愛情に報いるため、自分の能力を隠しとおすと決めていた。ある日、
「名前を返せ」と言う妖に襲われた貴志は、逃げる途中祠に封じられた妖怪斑(まだら)
の封印を解いてしまう。貴志を見た斑は「夏目レイコじゃないか」と尋ねる。
レイコは貴志の母方の祖母だった。貴志はレイコの数少ない遺品の中から「友人帳」を見つける。